- ピルを服用で将来妊娠しづらくなる?
- ピルを辞めたらすぐに妊娠できる?
女性なら誰しもが経験する「月経」
月経周期が不安定だったり、月経前症候群(PMS)の症状に悩まされる方も多いのではないでしょうか。
月経痛やPMSの症状緩和にも「ピル」が有効と聞くけど、副作用が心配、将来子どもが欲しいけど本当に安全なのか…。
私も中学生のころから月経痛やPMSに悩みを抱えていました。
月経トラブルに悩まされていた私もある出来事ことをきっかけに、20才から結婚して妊娠を希望するまでの8年間ピルを服用しました。
何より若いうちから産婦人科に通うことへの抵抗感ある等、月経でつらい日々を過ごしながらも病院での治療に躊躇してしまう気持ちはとてもよく分かります。
8年間ピルを服用していた私の経験から、実際にピルをやめてから妊娠できたのか、またピルを服用して感じたメリット&デメリットを紹介していきます。
- ピルを長期間(8年間)服用した体験談
- ピル服用のメリット・デメリット
- 安心してピルを服用するために大切なこと
ピルについての不安を解消し、納得してから服用を始めましょう!
ピル服用のきっかけ
通常の月経周期は28日前後といわれていますが、私の場合は月経周期40~50日、初日~2日はかなり重い月経痛で日常生活もままならない状態でした。
中学生の頃から月経周期やPMSに悩まされていましたが、たまに痛み止めを飲む程度で特に治療を行うこともなく放置し、高校卒業時には、半月に1回しか月経が来ませんでした。
さすがに半年に1回しか来ないのは心配・・・
母に相談をして一緒に産婦人科に行ったところ、子宮の大きさが小学生程度しかないと診断されました。
現状は問題ないが将来妊娠を希望したときに、「支障が出る可能性」があるといわれ、いつか結婚したら子どもが欲しいと思っていたので、ピルの治療を始めることになります。
その結果、結婚して妊娠を希望するまで8年間服用を続けることになりました。
ピルを服用しても将来妊娠できるのか
まず、結論からお伝えします。
あくまで私のケースですが、8年間ピルを服用しましたが、服用を辞めて半年以内に妊娠しました。
現在は2才と3才の年子の姉弟がいます。
ただし、ピルを辞めたらすぐに月経が再開するのかというと、私の場合はピルをやめても自然には再開しませんでした。
月経が全くなかった訳ではありませんが、もともと生理不順だったため、服用前と同様に40~50日周期に戻りました。
生理周期が40~50日というと、排卵は1か月半~2か月に1回ということです。
特に10代の頃は生理周期をあまり気にしていませんでしたが、いざ妊活を始めると、通常1年に12回あるチャンスが、その半分しかないということに、とても焦りと不安を感じました。
27才で妊活をスタートしましたが、もともと生理不順で妊娠には不安があったため、妊活と同時に産婦人科に通い始めます。
治療を始める前に一度生理周期をリセットするために、ここでもピルを処方され、次の月経がきたあとに再受診の予定でしたが、ピルを服用して月経がきたあと2か月経っても次の月経は来ませんでした。
様子を見て再度産婦人科を受診をすると、なんとそこで妊娠が発覚。
妊活中は基礎体温を測っていましたが、一度も正常な基礎体温を見ることなく妊娠をしました。
ちなみに2人目も、産後11か月に自然と月経が再開し、その後2か月は月経が来ませんでしたが、産後1年1か月で2人目を自然妊娠しています。
後から知りましたが、私と同じようにピルを辞めた後、月経周期が不安定なままでも妊娠した方は他にもいるようです。
実体験からは、ピルを服用していてもやめたら妊娠することは可能といえます。
ただし、妊娠はいろんな環境が整うことが前提となるため、一概に「ピルを辞めたから妊娠した」とは言えません。
一般的に、ピルの服用を中止したら、すぐに排卵が再開するといわれていますが、ピルの服用で月経不順が根本的に改善されるわけではないので、再開の期間には個人差があります。
長年ピルを服用していても、妊娠に対してマイナスに作用することはないといえます。
むしろ、ピルを服用している19才から27才の8年間は、PMSや生理が来ないというストレスから解放され、妊娠に向けた環境を整えることになり、服用しておいてよかったと感じています。
ただし、ピルの服用にはメリットだけでなく、もちろんデメリットもあります。
注意点や大変だったこと、実際に正しく服用できず、産婦人科医に叱られたことがあります。
安全かつ快適にピルを服用するために、ぜひ以下の点について参考にしてほしいと思います。
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ピル服用のメリット
月経不順や重い生理痛・PMSの症状に悩んでいる方には、ピルは強い味方になります。
実際にピルを服用した際の身体や心の変化やメリットについてご説明します。
メリット① 生理周期の改善
正常な生理周期は28日前後とされています。ピルの使用方法は、21日間(3週間)内服し、7日間(1週間)お休みのため、月経周期を強制的に28日周期にすることができます。
特に月経周期が不安定だったので、月経がいつくるか分からないストレスがなくなり、大事な仕事や温泉旅行などの予定も立てやすくなりました。
メリット② 月経痛・月経量の軽減
月経痛の原因は、子宮内膜に含まれるプロスタグランジンという物質が過剰に分泌されると、子宮の収縮を強めるためです。ピルにより子宮内膜の増殖を抑えることで、プロスタグランジンの量が減り、月経の痛みや量を軽減することができます。
ピルの服用前は重い月経痛で、特に初日~2日は腹痛と出血量がひどく、立ち上がるのもつらく痛み止めを飲んでも寝込んでしまう状態でした。
ピル服用後は多少の月経痛はあるものの、気になるときだけ痛み止めを飲む程度に軽減されました。
メリット③ 月経前症候群(PMS)の緩和
月経前症候群(PMS)は、イライラする、気分が落ち込む、不眠などの「こころの不調」と、肌荒れや身体がだるい、腹痛、食欲異常などの「からだの不調」があります。
月経の3日~10日前に女性ホルモンのバランスが急激に変化するために起こるといわれています。
生理現象のためこれらの不調になるのはある意味仕方がないことです。ただ、いくら月経の影響だとしても、仕事を放棄したり、家族や他人に八つ当たりしていい理由にはなりません。
PMSは時に人間関係にも影響を及ぼす!
ピルの服用でホルモンバランスが整うためPMSの症状がかなり緩和されました。
また、多少PMSの症状が出ても、もうすぐ月経がくるからだと予め原因が特定できるので、イライラの原因は自分や他人のせいではないということも分かり、この時期は無理をしないようにするなど対策もできるので、以前より心の余裕が生まれます。
メリット④ 定期的ながん検診
低用量ピルは医師の診察と処方が必要になります。
服用初期は1か月、3か月と定期的に問診が必要で、さらに1年ごと子宮がん検査を行うことを推奨されています。
女性なら月経があるのが当然がゆえに、多少の違和感を感じても妊娠をしていないのに産婦人科に行くことに抵抗を感じるという方も少なくありません。
ピルの処方で定期的に通院していたおかげで通院へのハードルは下がり、むしろ定期的ながん検診を行うきっかけにもなるため、若い人は特に軽視しがちな女性特有の病気も早期発見にもつながります。
ピル服用のデメリット
ピル服用のメリットがある反面、当然デメリットもあります。
良く上げられるデメリットと実施に服用してみて感じたことを紹介します。
デメリット① 副作用がある
胸のハリ・痛み、頭痛、下腹部痛、吐き気、眠気、むくみ、食欲不振、不正出血など
ピルには服用を始めて3か月までは副作用が出るケースがあります。月経痛やPMSと同じような症状が多く、飲み続けるにつれて身体が慣れていき徐々になくなることがほとんどです。
私は副作用はあまり感じませんでした。
稀に副作用が3か月以上継続したり、急激な変化があった場合は、必ず医師の診察を受けましょう。
デメリット② 血栓症のリスク
ピルの服用で副作用のほかに気を付けなければいけないが血栓症です。
血栓症は、固まった血液が血管を詰まらせる病気です。肺や心臓、脳など重要な器官に起こると命の危険があります。
ピルを服用していない女性の血栓症の発生頻度は1万人中1~5人。対してピル服用者の場合は、1万人中3~9人と、非服用者と比べて血栓症の発症のリスクは上がります。
しかし、妊娠中や分娩後の女性のほうが、血栓症が起きやすいといわれており、妊娠を望む場合は誰しもが起こりうる可能性はあります。
服用3か月以内が発祥のリスクが高いといわれているため、動機や息切れ、急激な身体、足の痛みがあった場合は、医師の診察を受けましょう。
以前、ピル服用中に勝手に飲むのをやめて、医師から叱られました。
ピルを辞めて一定期間あけて再開する場合も同様のリスクがあるため、自己判断で中断・再開はしないよう注意してください。
デメリット③ 毎日飲み続ける必要がある
ピルの効果を継続するには毎日飲み続ける必要があります。
1シート(28日分)で約2,500~3,000円の費用が掛かり、医療機関によって異なります。
継続する期間が長ければ長いほど費用はかさむ一方で、ピルを飲むだけでは根本的な体質改善にはなりません。
結婚するまで、妊娠するまでなど服用期間を決めたり、ピルで月経の症状を緩和させつつ、生活習慣の改善を図るなど体質改善と併用して取り組むことをおススメします。
デメリット④ 医師の診察・処方が必要
ピルの処方には医師の診察が必要になります。
ネット等で購入できる海外輸入品等は、安全や品質保証がされていないためおススメしません。
また、年齢や体質、持病などで副作用に影響を与える可能性が大きいため、ピルの副作用によるリスクを軽減するためにも必ず病院での受診・処方を推奨します。
ピルの服用前は、副作用が気になりまりましたが、実際に服用を始めると月経痛やPMSの症状が緩和されて生活がとても楽になった一方で大変だったのが定期的な通院です。
仕事をしていると平日は通院できず、土曜日の産婦人科は非常に混雑していて1時間以上待つことがほとんど。
服用を勝手に辞めた理由もなかなか通院できず薬がなくなったから
ピル服用のハードルは副作用以上に、毎日服用し続けることにあると感じます。
マイピルならオンラインで診察・処方可能
2人目を産んだ後に月経が再開し、相変わらず重い月経痛で寝込んでいるときに夫が教えてくれたのが、ピルのオンライン処方ができるマイピルです。
オンライン処方なら、待ち時間もなく医師の診察が受けられ郵送でピルを受け取れるため、様々な生活スタイルの女性でも気軽に利用することができます。
8年も通院してたのにもっと早く知りたかった!
また、産婦人科に行くのに抵抗がある、知り合いに会ったら恥ずかしいという方にもうれしいサービスですね。
実際の通院と違いはあるのか?マイピルの特徴を紹介します。
特徴① 必ず産婦人科の医師が診療・処方
マイピルは、ピルに特化したオンライン診療&提携クリニックの産婦人科医師が診察をします。
ピルには副作用がありますが、小さな疑問や不安も電話の問診で適切に回答してくれるため、自分が納得したうえで安心して利用できます。
また対面では「緊張して話せない」という方も、オンラインであれば自宅でリラックスできる環境での診察が可能です。
特徴② 定期便・おまとめ処方が可能
産婦人科に通院する場合でも、お願いすれば必要量に合わせてまとめて処方してもらうことが可能です。
マイピルも定期便のほか、3か月、6か月のおまとめ処方が可能なため、忙しく時間がない方にはうれしいですね。
また、費用は診察料と送料、薬代だけ。そのほかのシステム料等は一切必要ありません。
さらに、定期便やおまとめ処方の利用で、再診料や送料が無料になるサービスがあります。
病院で診察料が割引になるなんて絶対ないよね!
ピルは継続利用で効果を発揮するため、おまとめ処方を利用するほうが断然お得といえます。
特徴③ 自宅できる血液検査キット
ピルの服用で一番心配なのは副作用です。マイピルでは薬の副作用の確認のため、自宅でできる血液検査キットを取り扱っています。
また、副作用の確認以外にも以下の生活習慣病検査項目を調べることができます。
動脈硬化、糖尿病、肝臓疾患、腎疾患、脂質代謝異常、痛風・尿路結石、高血圧、肥満度、栄養障害
しかも、低用量ピル処方と検査キットの同時購入で、いつでも低用量ピル1シート50%OFF(※)になります。
通常産婦人科に通院する際も定期的に血液検査は行うので、副作用以外にも生活習慣病検査もできて、さらにピルの割引が受けられるなんて、お得すぎませんか?
(※)低用量ピル2シート以上の処方で1シート半額となります。低用量ピルのお得な定期便は対象外となります。
特徴④ ピルの種類が豊富
マイピルでは、低用量ピルは6種類、アフターピルは4種類、生理移動ピルは1種類と取扱いの種類も豊富です。
副作用や体質に合わない場合でも、医師と相談し薬を変えることも可能なため、自分に合った薬を見つけることができます。
私は8年間ずっとマーベロンを使ってました
特徴⑤ 最短翌日にポストイン
マイピルでは、診療時間や地域によりますが、診療当日にお薬の発送作業を行います。最短で診療翌日にポストへお届けできるため、すぐにピルの服用を開始できます。
オンラインで診察予約ができるので、計画的に受け取れるように早めに予約を入れておきましょう。
まとめ
8年間長期間ピルを服用していましたが、ピルが将来の妊娠に悪い影響を及ぼすということはありませんでした。
月経の悩みは他人に相談するのは勇気がいたり、我慢すればよいと思うかたも多いですが、ピルの服用で症状緩和することが可能です。
ピルは副作用がある医薬品だからこそ、しっかりと病院で受診をし安心できる環境で服用を始めましょう。
マイピルオンラインなら、忙しい人でも気軽に相談でき割引サービスもあり安心&お得に利用できるので、通院するよりも圧倒的におススメです。
ピルを活用して月経痛&PMSを軽減し、月経に振り回されない快適生活を手に入れましょう!